キム秘書がなぜそうか? あらすじ11話

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パク・ソジュン、イ・テファン、2PMチャンソン出演 「キム秘書がなぜそうなのか?」キャスト・登場人物紹介はこちら→ あらすじ一覧はこちら→

「キム秘書がなぜそうなのか?」11話予告動画

「キム秘書がなぜそうなのか?」11話あらすじ

発表会のショーが始まり、ハイヒールを履いた女性が登場する。
ミソはその女性を見て、幼い時に”お兄さん”と一緒に監禁された時の事を思い出す。失神してその場に倒れるミソ。

幼いミソは、夜、家族が寝ている間にお母さんを探して一人外を出た。
入院中の母親が恋しいミソは、通りがかったハイヒールの長い髪の女性を母親だと勘違いし”お母さん!”と言って駆け寄った。
その女性は、”お母さんを探しているの?連れて行ってあげる”とミソに言い、ミソを連れ去った。
そして、”お兄さん”を監禁している家にミソも連れて行ったのだった。

”お兄さん”は”イ・ソンヒョン”と名乗るが、幼いミソは”イ・ソンヨン”と発音する。
自身を”お母さん”とミソたちに呼ばせるその女性。
様子のおかしい女性を怖がって帰りたがるミソに、キャラメルを与えて慰めるソンヒョン。

ミソが寝ている間、子供たちを道連れにしようとロープを持って来る女性。
家庭のある男性を愛してすべてを与えたが、間にできた子供も堕胎し、その男性は家族の元に戻ってしまった。深く傷ついて精神がおかしくなったその女性。
自分が死んだら、その男性が自責の念を感じるだろうか?と考える女性。
一人で死ぬのは嫌だと、ミソたちを道連れにしようとする女性に、”そんな卑怯なおじさんは忘れてこれから新しく始めればいいじゃないか!僕たちを逃がして。警察には言わないから”と説得しようとするソンヒョン。
”もう遅いの・・。あまりに遠くまで来てしまった””お前が私の最期を見て頂戴”と言う女性を泣きながら止めようとするソンヒョン。だが、その女性は一人で首を吊って死んでしまう。
寝ていたミソが目を覚まし、その女性の首を吊った姿を見てしまう。
怖がるミソに、”蜘蛛だ。あれは大きな蜘蛛”と誤魔化すソンヒョン。

縛られていた結束バンドを切り、ミソが女性の遺体を見ないように”外に蜘蛛が居るようだ。目を隠すんだ”と話して外に連れ出すソンヒョン。
一緒にその家から脱出し、ミソをミソの家に送って行ったソンヒョン。
”ミソはお兄さんと結婚する。お兄さんは王子様みたい。お兄さんはお金沢山持ってる??お父さんが、絶対にお金持ちと結婚しろって。どれくらいお金持ち?ナナ人形のスイートホームを買える?”とソンヒョンに話すミソ。
“ナナのスイートホームを作っている工場は全部うちのだよ”と答えるソンヒョンに、”ミソと結婚すると約束して”とせがむミソ。指切りをして約束したミソとソンヒョン。
そして、一人派出所に駆け込んだソンヒョン。

家族の元に戻るが、そのトラウマのせいで辛い思いで過ごしたソンヒョン。
ミソの事を思い出すソンヒョンは、母親に頼んであの再開発地区に行ってみた。だが、その時はもう工事が始まっていてミソの家はもう無くなっていた。

大人になっても、トラウマに苦しめられたヨンジュン。
ミソがユミョングループに入社し、初めて大人になったミソと再会したヨンジュン。
”私が誰か分かるか?”とミソに話しかけるが、”会長の息子ですよね?”とミソは答えた。
気付いてもらえないのは少し寂しい気がしたが、あの事件に苦しめられていないミソの様子に安心したヨンジュンだった。

そのミソを自身の随行秘書として傍に置くことにしたヨンジュン。
高卒で外国語のスペックもないミソは、日本の取引先からの電話応対もできなかった。
”秘書なのにこれくらいの実力もないの?高卒だからかしら”と他の職員に馬鹿にされるミソ。
ミソが、外国語を自分だけ聞き取れないのが悔しくて泣きながら姉に電話をしているのを聞いたヨンジュン。
ミソに日本語のテキストを渡し、”私が毎日テストするから”と暗記の課題を与えたヨンジュン。
そのヨンジュンの厳しい特訓のおかげで、日本語もマスターしたミソ。
頑張って短期間で日本語をマスターしたミソを褒め、プレゼントを渡すヨンジュン。それは中国語のテキストだったw

ある日、残業で疲れてデスクで寝ていたミソを見たヨンジュン。
”明日までに資料を整理して送らなければ”と言うミソに、”その日程は遅れることになった”と話して家に帰すヨンジュン。
ヨンジュンは、疲れたミソを配慮して日程の変更を部下に指示した。

ずっと秘書のミソと一緒に過ごし、これからもずっとミソと一緒だと思っていたヨンジュン。
だが9年経ってミソが突然辞めると言い出し、自身がミソを手放せないことに、 自分は最初からミソじゃないとダメな人間だと気付いたヨンジュンだった。

発表会の会場で失神して倒れて病院に運ばれたミソに付き添い、目覚めるのを待つヨンジュン。
そこに現れたソンヨンに、”お前はミソに何を言ったんだ!!またあの話をしたんだろう!!いつまでその話で周りを苦しめるんだ!”と掴みかかるヨンジュン。
”あそこに監禁されていたのは、俺じゃなくてお前なんだろ?お前はあの時の記憶があるんだろう?”と言うソンヨンに驚くヨンジュン。
今まで、苦しんでいる自分を見ても自責の念を感じないヨンジュンがおかしいと感じていたソンヨン。

病室で目を覚ましたミソ。
”副会長、記憶を無くしてないでしょう?記憶を無くした振りをしているんでしょう?ソンヒョン兄さん・・・”と言うミソに驚くヨンジュン。
”私は全部思い出した。あの日あったことを・・あの女の人まで。どうしてあんなにお兄さんを探したかったのか分かった。ありがとうと。。あの時はお兄さんもすごく怖くて辛かったと思うのに、私を守ってくれてありがとうと。。その言葉を伝えたかったみたいだ”と泣きながら話すミソ。
”私じゃなかったら誰がそうやってキム秘書を守れるか。イ・ヨンジュンだから可能だったんだ””最後まで隠し通せるはずだったのに、失敗したな”と言うヨンジュン。
ずっと隠していたことを責めるミソ。あの辛くて恐ろしい記憶がまるで昨日の事の様に鮮明で、ずっと苦しめられてきたヨンジュンは、ミソが忘れている方が良いと考えていた。
ミソができればずっと思い出して欲しくなかったと話すヨンジュンに、”いっそ私も同じように苦しかったら・・一緒に苦痛を分かち合えていたらこんなに申し訳ない気持ちにならなかったじゃないですか””今みたいな配慮のある姿は副会長には全く似合わない。いつも通りに自分勝手に自分の事だけ考えれば良かったのに!”と言い返すミソ。
”これからは何も隠さないと約束してください”と言うミソに、”約束する”と手を握るヨンジュン。

幼い時の事を思い出すソンヨン。
事件後にソンヒョンが監禁されていた再開発地域のあの家を見に行った行ったソンヨン。
”本当にソンヒョンがここに監禁されていたの?僕が捨てて行ったから?僕のせいで?”とショックで泣いた幼いソンヨン。その記憶を認めたくないソンヨン。
部屋の中をめちゃくちゃにするソンヨンに驚く母親。
”どうして事実を言ったんですか?どうしていまさら言ったんですか?””どうしてもっと早く言ってくれなかったんだ?お前の記憶は間違っていると!”と母親を責めるソンヨン。”ごめんなさい・・”と謝る母親。
ヨンジュンには幼い時の記憶が無いと思っている母親に、”ヨンジュンは記憶を無くしていない!あの時の事を全部覚えているんだ”と言うソンヨン。驚く母親。

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あの時の事を思い出し、”ナナのスイートホームセット”をミソにプレゼントするヨンジュン。喜ぶミソ。
“これくらいなら夫候補として確実だろ?””覚えてないのか?ナナのスイートホームを買ってくれることが出来るか?お金は沢山持ってるか?と困るほど積極的に結婚しようと言ったじゃないか”と言うヨンジュンw それをよく覚えていないミソ。
当時、男の子なのにナナのスイートホームを買ってくれと言って、家族に心配されたヨンジュンだったw

以前ヨンジュンが話してくれた飼っていた犬の”ビックバンのガム”の話をするミソ。
”普通、犬のガムは牛の皮で出来ているんですって。だから土に埋めると跡形も無く、消えるんですって。多分、ビックバンのガムも跡形も無く消えているでしょう。記憶もビックバンのガムと同じように消えることが出来る。私たちも一緒に良くない記憶を深い土の中に埋めてしまいましょうか?”と言うミソ。

これを機会にミソに精密検査まで受けさせようとするヨンジュンだったが、元気になったからもう出社しようとするミソ。
元気になったミソは、ヨンジュンが休めと言うのも聞かず、出勤することにする。

”副会長はすごく神経質だ。上司だと完璧主義者だなって思うけど、彼氏だったらイマイチだわ。だから恋愛できないのかな?””誰があんな性格を受け入れる?”とヨンジュンを悪く言うジアにイラッとくるミソw

パク社長は、自身の健康はいつも健康食品の韓薬頼りだ。
気力が出ないパク社長は、会社に持って来た高価な韓薬を温めて持って来るようにソル秘書に頼む。
ソル秘書が持って来た韓薬を飲み干すパク社長。
だが、それはソル秘書のダイエット用の韓薬で、ソル秘書は自身の韓薬と間違えてパク社長の韓薬を飲んでしまっていたのだったw
ソル秘書の携帯のアラームが ”パク社長の知人、ソジンさん誕生日” と表示される。
”ソジンさんってどなたですか?お花のアレンジメントを送れば良いですか?”とパク社長に尋ねるソル秘書。
”ソジン”とはパク社長の別れた妻の名前だった。
”気持ちが残っているならお花でも送るのが・・”と話すソル秘書に、”ソル秘書も見ただろう?新しい彼氏が出来ているのを。その彼氏が良くしてくれるだろう”と元気のないパク社長。

ミソの体をどうしても休ませたいヨンジュンは、付属室のみんなをリゾートホテルのスパに送ることにする。
就業時間内に業務としてリニューアルしたホテルのスパを体験し、フィードバックして欲しいと指示するヨンジュン。
スパでゆっくりエステを受けるミソや付属室の人々。
好みの男性の話になり、”思いやりがあって温かい人”がタイプだと話すミソに、”副社長とは正反対のスタイルが好みなんですね”と言うジアw
リニューアルしたスパのフィードバックが目的じゃなく、ミソを休ませるためにヨンジュンが指示したことだと分かり、喜ぶミソ。

元妻のソジンと記念日にいつも行っていたレストランに行き、一人ステーキを食べるパク社長。
ソル秘書のダイエット韓薬を飲んだせいなのか、食欲のないパク社長w
誕生日のソジンにここに来たら会えるんじゃないかと考えるパク社長だった。
そこに、この間見た男性と一緒にそのレストランに現れたソジン。
”別れたから別の男と会うのは理解する。でもここに一緒に来るのは無いだろ?毎年俺と一緒に来ていた場所なのに。俺に対しても新しい彼氏にも礼儀が無いんじゃないか??”と怒ってソジンを非難するパク社長。
”彼氏じゃないわ”と言うソジンに、”じゃあ、旦那さんか??もう再婚したのか??俺に黙って?”と興奮するパク社長。
”・・・いとこよ。””良く知らないくせに・・・どうしてそんなに軽率なの??”とパク社長に苛立つソジン。
”知らないかもしれないけど、今日は私の誕生日よ。ありがとう。幸せな誕生日にしてくれて”と嫌味を言って帰るソジン。

地図を見ながら、現在は遊園地のユミョンランドになっている再開発地域にあったあの家の場所を探すヨンジュン。
ソジンから”軽率”と言われたことに傷つき、ショックを受けているパク社長は、”お前はキム秘書と絶対に別れるな。別れは辛いんだ”と話す。
寂しくて一人で居るのは嫌なパク社長はヨンジュンを酒に誘うが、代わりに仕事を指示するヨンジュンw

スパから戻って来た付属室のメンバーに、ミソ以外はもう帰宅していいと指示するヨンジュン。

ミソをユミョンランドに連れて行くヨンジュン。
メリーゴーランドの前で、”あの家、一緒に監禁されていた場所はここだった”とミソに話すヨンジュン。
あの時の酷い記憶が、メリーゴーランドの幸せそうな人々によって覆われるようで良かったと話すヨンジュン。
次に噴水の前に行き、ここがミソの家だった場所だと教えるヨンジュン。喜ぶミソ。
”キム秘書には分からないだろう。あの時のことをこうやって平気で話すことが出来るということが私にとってどんな大きな意味があるか。。”と言うヨンジュンの手を握るミソ。
”これからも私たちは幸せになるわ。ずっと一緒に居るから”と微笑むミソ。

ミソを家の前まで送るがまだ別れたくないヨンジュン。二人で夜の散歩をする。
”今日は俺の家に来い。一人で居させたくない”と話すヨンジュン。
ずっとあの事件の悪夢に苦しめられてきたヨンジュンは、ミソを一人にしてそんな目に遭わせたくないと話す。
”ありがとう。でも私は大丈夫。幼かったから詳細には覚えていない・・死んだ人を見てすごく怖い蜘蛛だと思った程度で、ものすごく辛いわけじゃない。本当に辛かったらその時言います。その時は昔みたいに守ってくれるでしょう?”と話すミソ。”もし、怖い思いをしたらすぐに連絡しろ”と話すヨンジュン。

家に帰り、書斎にあるミソの好きな本”全ての瞬間は君だった”を読み返し、今までのミソとの出来事を思い出すヨンジュン。
”君は私の世界であり、全ての瞬間だった。私はもう君が居なければ、私の今までの人生を説明することが出来ないかもしれない”

寝ようとするが、不安になって寝付けないミソ。
突然、ミソの部屋を訪ねるヨンジュン。
”私の家に来るのが嫌だというから私が来た。今日は一緒に寝よう”と言うヨンジュンに驚くミソ。

第12話に続く。

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