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「名不虚伝 ミョンブルホジョン」15話あらすじ
朝鮮時代に戻ったホ・イムだったが、ホ・ジュン邸の周りも倭軍に占拠されていた。
荒らされたホ・ジュン邸の中でマッケたちを探すホ・イムは、そこでヨンギョンがいつも持っていたカバンを見つける。
その中にはホ・イムに宛てた手紙が入っていた。
倒れたチョンスルを急いで病院へ運ぶヨンギョン。
”すぐ手術する”と言うヨンギョンに、”家に帰る”と言うチョンスル。
手紙に書いてある通りに進み、マッケやホ・ジュン達が隠れている民家にたどり着くホ・イム。
そこではホ・ジュンが負傷者を治療していた。
一段と具合の悪くなったヨニに対面するホ・イム。
”遅く来て・・長く待たせて申し訳ない・・そしてこのようによく持ちこたえて本当にありがたい。すぐ治してやる”と声をかけて脈を診るホ・イム。
ただの病気だけでなく、ヨニが精神的に耐え難い何かを抱えていると考えるホ・イム。
ヨニの母親が自ら命を絶ってそれをヨニが見たようだと話すホ・ジュン。
そこで、ホ・ジュンとホ・イムは倭軍に見つかってしまう。
手術さえ受ければチョンスルは治るのに、それを拒否するのが理解できないヨンギョン。
息子や嫁を先に見送りヨンギョンを幼くして親の無い子供にして、自分だけ長生きする資格は無いと考えるチョンスル。
”私の事は考えない?おじいさんまで居なくなったら私は本当に一人だ。私を一人にして本当に行くことができますか?”と話すヨンギョン。
チョンスルが倒れてしまい、祖父マ院長のしたことに申し訳ない気持ちのジェハ。
”お前がしたわけじゃないし、それで起こった病気じゃない”と励ますヨンギョン。
ホームレスを説得してくれたジェハに礼を言うヨンギョン。
ホ・イムがある子供を助けるためにまた朝鮮時代に戻ったことを聞くジェハ。
倭軍から銃を向けられ、絶体絶命のホ・イム。
そこに現れたドゥチルたちがその倭軍を撃退し、ホ・イムたちは助かる。
突然居なくなったチョンスルを探し、両親が眠る納骨堂に探しに行くヨンギョン。
”ヘミンソ韓医院を受け継いで欲しかった・・いくら息子でも親の思い通りにはいかないのに、そうするんじゃなかったのに・・”と懺悔し、”ヨンギョンの事を考えて、私がもう少し欲張ってもかまわないか?”と息子に話しかけるチョンスル。
そこに現れたヨンギョンは”私がおじいさんにした悪いことが沢山ある。借りを返さないといけないこともすごく多くて・・私に時間を頂戴。おじいさんともうちょっと一緒に居てから送り出しても良いでしょう?”と父親の遺影に話しかけるヨンギョン。
そこでまた倒れてしまうチョンスル。
薬草などが足りず、ヨンギョンのカバンにある治療道具で負傷者を処置することにするホ・イム。
ホ・イムを助け、心残りだった恩返しができたドゥチル。
”手術をヨンギョンがして欲しい”とチョンスルが言い、自らがチョンスルの手術をすることにするヨンギョン。
”お前は私に悪いことをしていない。そんなことを考えるな。お前が居たから私が生きたんだ”と話すチョンスル。
ヨニにヨンギョンの事を話し、ヨニとの約束を守るためにヨンギョンが自分をここに送ったことを話すホ・イム。
”おじさん一人だけの力で出来るわけじゃない。お前が手伝ってくれたら可能なことだ。お前の気持ちでこのおじさんを手伝うことができるか?私たち二人の力を合わせて一緒にやってみよう”と話すホ・イム。頷くヨニ。
ヨンギョンによるチョンスルの手術、ホ・イムによるヨニの治療が始まる。
マ院長は医療事故を操作したとマスコミから追われる身となる。
財閥会長たちに連絡して助けてもらおうとするが、すべて断られてしまうマ院長。
そんなマ会長に会いに来るジェハ。
助けなければならない患者のために自身の心臓を刺して朝鮮時代に戻って行ったホ・イムのことを持ち出し、“おじいさんは医師として患者のためにそうしたことがありますか??”と責めるジェハ。
”おじいさんが信じた人達がみんな背を向けて一人になったら、その時は私に連絡ください。私も今はおじいさんしか居ないですから”と言って帰って行くジェハ。
ホ・イムの治療により、助かったヨニ。
”ヨニだけじゃなく私も助けてくれた”とヨニが亡くなったら自らも死のうと考えていたヨニ父はホ・イムに感謝する。
ヨニとホ・イムの一件を知ったホ・ジュンは、もしヨニが亡くなってしまったらホ・イムはこっちに戻って来ても医員として暮らせないんじゃないかと思ってヨニを傍に置いて面倒を見ていたのだった。
以前はホ・ジュンが持っていた鍼筒のことを尋ねるホ・イム。
ホジュンも一時的に持っていただけでいつからその鍼筒が存在したのか、どういう過程で人の手に渡るのか分からない。
”私もその鍼筒の助けで新しく医員の道を歩いて行く道を得たし、また戻ったということしか分からない””おそらく守るためではなかろうか?しかも今のような戦乱の時期にその鍼筒がお前を選んだ理由があるのではないか?私の推察が合うならばお前もまた、お前の医術が持った意味と価値を知っているはず”と話すホ・ジュン。
手術してチョンスルを助けたヨンギョン。
”漢方医師になると言ってたお前が医大行くと行った時、私は少しも空しくなかった。お前の手助けが必要なところでその人を生かして治して、医師の役割を上手にすれば良いってことだ。。初めからお前がいなければならない所はここだったのかと思った。人はおそらく自分が居なければならない所に居るのが一番で、その人らしくてさらに輝く”と話すチョンスル。
鍼筒を見ながら、”こちらに残ろうが、戻ってそこに残ろうが結局はお前の選択。どちらにしてもまもなく終わるだろう・・”というホ・ジュンの言葉を考えるホ・イム。
ヨニに、”どうして私を待っていたのか?”と尋ねるホ・イム。”おじさんが約束したから”と答えるヨニ。
”私にも信じる人がいたんだな・・”と呟くホ・イム。
”大きくなったら医員になる。自分のような病気の子供を治療する”とホ・イムに話すヨニ。
”必ず戻る”と言っていたホ・イムが戻るのを待つヨンギョン。
違う時代に居ながらお互いの事を考えるヨンギョンとホ・イム。
朝、台所で食事の支度をするホ・イムを見つけ、抱き付くヨンギョン。
”ヨニを助けた?”と尋ねるヨンギョンに、”助けた。あなたのおかげで”と答えるホ・イム。
マッケやホ・ジュンの事も尋ねるヨンギョン。
”会いたかった・・・”とヨンギョンを抱きしめるホ・イム。
見舞いに行き、手術して良くなったチョンスルに安心するホ・イム。
朝鮮時代でホ・イムが”宿題”を解いたことが分かるチョンスル。
”ヨンギョンは強い子だ・・お前はお前の心を収めろ・・”と話すチョンスル。その二人の会話を立ち聞きするヨンギョン。
ホ・イムから、朝鮮時代では倭軍に攻め入れられて死傷者が沢山出ている状況を聞くヨンギョン。
現代に戻る前、ホ・ジュンから”行くのか・・それほど決心したことなのか?来たらまた行くことができないということを分かっているか?”と言われた事を考えるホ・イム。
”人はおそらく自分が居なければならない所に居るのが一番で、その人らしくてさらに輝く”と言っていたチョンスルの言葉を思い出し、泣くヨンギョン。
”私たち遊びに行かない?ソウルで一番人の多い所へ”とホ・イムを誘うヨンギョン。
ソウルタワーでデートする二人。
”話がある・・・今でなければできないようだ・・申し訳ない・・”と言うホ・イムに、”ありがとう・・帰って来てくれて。私に最後の挨拶できるようにしてくれて・・もう帰って。あなたが居なきゃならない場所へ。私はここでソウルを守るから、あなたは帰って朝鮮を守って。それぞれ行く道を行こう”と答えるヨンギョン。
第16話(最終回)に続く。
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